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赤いひまわりって?
 
赤いひまわりとは、メキシコ、中南米原産のチトニアというのが
正式名称です。


半耐寒性(ちょっとは寒さに強いよ、という感じでしょうか)の一年草で、花びらは10センチ程度、表は赤ですが、裏は黄色という珍しいものです。

一本の茎から、何十本もの花が咲くのが特徴で、太陽神のシンボル、古代 アステカ帝国の国花、という言い伝えがあります。

畑一面に咲く赤いひまわりは、それはもう見事なものです。是非一度、生で見てください(^_^)
チトニア−キク科−Mexican Sunflower
Tithonia rotundifolia
チトニア属には10種あるが、草花として栽培されているのは本種だけである。 メキシコから中央アメリカに分布し、西インド諸島に帰化する。茎は直立して高さ2メートルになり、まばらに分岐して広卵形尖頭の葉を互生する。花柄は柔らかい毛に覆われてビロードのような手触りがする。花は長い花柄の先に一つづつつき、8月〜10月に咲く。花径は8cmから10cm。舌状花は長卵形で花弁は十数枚である。

花の表面は緋橙色だが、裏面は黄色でとても美しい。花首は中空で折れ易いため、切り花には不向きである。種子は中心花にでき、黒色で4稜があり、冠毛の変化したのぎがあって、指に刺さると痛い。

高さ1メートルに改良された園芸用品種”トーチ”は早咲きで、花壇植えに適している。このトーチは、1951年AAS(ALL AMERICAN SELECTION)入賞品種で、 北アメリカのポジシャー社が出展した。わい性で草状1.2メートルの早生品種である。
  栽培
ひまわりと同じ要領で、四月ころ花壇に直播きして育てますが、苗をポットに仕立てておき、春花壇の花が終わってから、移植することも出来ます。秋に花を見たければ、6月にタネを蒔くのがベストです。風で倒れ易いので、植え場所を選び、支柱を添えてあげてください。